Internet.bsへドメインを移管

あまり使わないドメインがいくつかあり、代金が気になっていたのでVALUE DOMAINスレで紹介されていたInternet.bsに移管してみた。リセラー向け風だが1つからでも割安で購入できる。
移管元レジストラはKey-Systems。

支払い

アカウントの残高は、$65 / 7,500円単位でしか増やせない。ただし購入時に支払いができるので自動更新やREST APIを使わない場合は残額0のままでかまわない。

またPayPal払いの場合はInternet.bs上ではドル払いにしておきPayPalのオプションで円建てにすると数円安いようだった。

2013年現在PayPalは使用できないのでG2S(Gate2Shop)を選んでいる。円安傾向だがInternet.bs上のレートは価格改定時にしか変化しないようなので逆に円払いすると安く済む状況だ。6月25日になって卸値値上げによる価格改定を反映するのにあわせ翌月よりレートを更新すると通知があった。
2015年現在PayPalはEmancipation Mediaというリセラー風の関連会社経由で支払う形になっている。この際ドメインが勝手にそちらに移動したりするわけではないが、画面遷移に問題があり決済完了後にInternet.bsに戻れない。
2015年12月にG2Sは選べなくなり、Worldpay (CentralNic名義)とBitcoinPayPal (一部通貨のShow all payment meansで表示される)が選択できる。

移管手続き

移管自体は特にどうということもなく、認証鍵を入力してWHOIS記載のメールアドレスに来たメールのリンクをクリックして移管承認。後は移管元レジストラの承認待ちになったのだが、Key-Systemsからは承認用メールが来なかったのでそれから丸々5日待って期限切れでの自動承認になった。

移管後

ネームサーバ情報も引き継がれるためVALUE DOMAINのままになっている。サーバサービスを使わない場合、あちらの無料ネームサーバは使ってはいけないので、これもInternet.bs提供のものに変更する。
ExpertにあるDNS Managementでレコード設定を行えば自動的にネームサーバ情報も変更される。ただしウェブUI上では1レコードずつしか設定できないようで、全部設定してからネームサーバ切り替えとはいかないようだ。移管完了前でもDNS設定はできそうだったので、あらかじめ設定しておいても良かったかもしれない。

リマインダメールは規約ではドメインの期限切れの45日前に1度だけ来るらしい37日前に1度来るらしいが、実際には41日前から1週間ごとに届く。(2015年時点)

その他付加機能

www URLやメールの転送機能が利用できるそうだが使ってみていない。
WHOISは代理名義にできる(禁止されていないTLDの場合)。公開メールアドレスは定期的に変わる転送アドレスが設定されるためドメイン管理者宛のメールを受け取りつつもアドレスを収集するspammerの対策になっている気がする*1いつのころからか固定の転送アドレスが設定されるようになった。

*1:とはいえ普段連絡を取る相手がガバガバでそこから漏れるので無意味なのだ。