Windows Vista Businessから7 Professionalに更新
大分前の話だが気づいた点の記録。
全体としてはトラブルも多いが、Windows 7が出て以降、Vistaのセキュリティ修正がある度に微妙におかしくなっていったOSの挙動が普通のWindowsレベルに戻った気はする。古いOSのサポートは所詮そんなものだったということだろう。
インストール後のWindows Update
Windows 7 SP1からだったがちょうど128個ほどの更新プログラムが出てきた。
さすがに100個超えは多いのでまとめるかSP2を出して欲しいところ。
IE8の修正とIE9とIE10のインストールを含んでいるのが謎。もう少し頭の良い更新ソフトが欲しい。
エラー80071A90で失敗
Windows Updateが4時間以上掛けた上で失敗。HDDの負担も馬鹿にならない。
失敗した更新名を確認しつつ少しずつ適用していった。
Windowsの伝統だが相変わらず頻繁に再起動を要求するのが辛い。
RemapKeyの再設定が必要
キー割り当ての変更がリセットされてしまった。
描画がおかしい
スタートメニューのサブメニュー(コントロールパネル)や通知領域のメニュー(IMEや時計)が表示されない、タスクバーの時計が右端の画面外にはみ出すなど。時計がタスクバーの右端に隠れて先頭の1桁しか見えないことも。クリックはできる。Explorerの再起動で直る。
他にもウインドウへの描画の原点がずれる。Flashで起こりやすいがコマンドプロンプトなどでも起きる。
2014年にウインドウマネージャ(DWM)の更新が出た後には解消していた。意図的に起こせないのではっきりした時期は不明だがこの間ビデオドライバは変わっていない。まあウインドウをはみ出ないという挙動的にWindowsサイドが原因なのは確実なのだが。
ディスクアクセスが集中するとAutoHotkeyのホットキーが無効化される
一般的な問題のようでwindows 7 low level hook timeout などで検索するとレジストリでの緩和策がヒットする。0.3秒がデフォルトの制限なので.ahk側で#IfTimeout 280
としても解決できるがキーの取りこぼしは防げない。
この症状はWindows UpdateやMSSEのバックグラウンドスキャンが重なるとよく発生する。他のアプリのIOでOS全体がしばしばブロックするのに加えWindowsのディスクキャッシュアルゴリズムが賢くない感じだ。プログラムの実行時間ではなく現実時間での制限をしているのが無理筋で手抜きの実装だ。
Users内のディレクトリジャンクションが消えた
全部が消えたわけでもないようだがAppData内などでいくつか消えていることに後から気づいたりした。管理の手間の意味でも予めメモしておくべきだろう。